令和7年10月7日、まちなか図書館にて「仮装・仮想冒険で学ぶワクワク介護予防」～口腔機能を見直して健康寿命を伸ばそう～というタイトルで、向山クリニックの理学療法士　杉原永味子と江崎病院の理学療法士　木下由紀子が教室を開催しました。
　健康寿命延伸に必要な運動、社会参加、栄養のうち、近年トレンドとなっている「栄養・口腔機能」と「オーラルフレイル」について紹介させて頂きました。オーラルフレイルによって引き起こされる弊害について、楽しく学んで頂けるようゲーム的な仮想世界をイメージして体験を中心に講座を行いました。後期高齢期の健康維持のためには75歳までに予防対策が必要であり、個人が予防の必要性に気がついて対策を取ることが重要とされています。体操の重要性ははもちろんのこと、嚥下機能の評価などを紹介し、自身の健康状態を客観的に確認し、予防の必要性に気が付いていただける内容としました。